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しかしトイレマスターの俺には秘策がある。
ウォシュレット様だ!!
最初に少しだけ拭き取りあとは流す。仕上げにさっと吹けば完了さ。
という訳ではじめは少し・・・
ペーパーをまいた瞬間気づいてしまった
「思ってたより少ないだと・・・」
この量でいけるか?いや行くしかない!!
なぜなら予備がないからだ。
一抹の不安を胸に持ちながらウォシュレットのボタンをポチッと押す。
「は、はぁ〜〜〜」
つい声が出てしまった。極楽だ。
満足したとこでもう1度ボタンを押す。
さぁ、ここからだ。残りのペーパーよオラに力を分けてくれぇー!!
そう思いながらペーパーを巻き取る。
その時だった!!
カランカラン
俺氏終了のお知らせ
「紙なくなったやーん。」
この言葉を聞いてか聞かずが隣のトイレの上の隙間からそっと新しいトイレットペーパーが舞い降りた。
「誰かは知りませんが助かりました。」
「困った時はお互い様ですよ。」
壁越しの友情プライスレス。
顔も名前も知らない男子トイレの君。あなたのことは一生忘れません。
とても素晴らしい体験をした。補修決定だけど。
後世に語り継ぎたいいい話だ。補修決定だけど。
こうして俺のピーピーの乱は終わりを告げた。
補習決定だけど、補習決定だけど、補習決定だけど・・・
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