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玄関に車が止まる
人影が三つ
それぞれ荷物を抱えている
「キッチンはこっち?」
「だから、構うな」
アンジーの言葉を無視して裏口からキッチンへ入る
「こんにちは、これは何処に?」「すいません、その上に…」
パムが荷物を抱えた青年に言った
自分の息子たちとあまり歳が違わない青年を見る
「こんにちは、勝手に入って
すいません」
きちんと挨拶する彼
「おい!勝手に入るな」
「アンジー、彼は挨拶して入って来たわよ」
「そうそう、おまえよりよっぽど礼儀正しいよ」
しらっと言うサーニン
「そりゃ、どうも」
そう言いながら台の上の荷物を
広げたアンジー
「ほんとに君が作るの?」
「もちろん!なんせ久々の
パーティーだからね」
そう言って腕捲りをする
「おい、サーニン
こちらの二人、リビングに連れて行ってくれないか」
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