過去の自分たちとの闘い その1

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「ここが庭か」 「言っておくが、ここではお前らの力はそう発揮できない。勝つか負けるかは運だ」 「ああ。分かった」 「じゃあ、始めよう」  過去の自分たちは分身を作り出した。 「バトルの始まりー」  たけし(現在)たちは魔法で応戦する。しかし、相手の素早さでかわされダメージを与えられない。 「くそっ」 「鈍いよ」  過去の自分たちは武器を放ち、苦しめてくる。 「きゃあっ」  三羽が攻撃を受け動けなくなる。 「一人、脱落かな?」  三羽の姿がだんだん見えなくなる。 「たけし!」 「くそっ」 「おらっ」  たけしは魔法をぶっ放す。運よく相手に当たる。 「やるね。だが、甘いよ」 「調子に乗るな」  たけしたちは過去の俊太・浩二を倒す。 「僕一人か。甘く見ないでね」 「うるさい!」  三人で攻撃し、浩二がやられ、俊太がやられたところで過去の自分に勝つ。 「やっぱり自分と同じだね」 「そりゃ、そうだろ」 「ばいばい。仲間は自分で助けてね。こっちの世界じゃないと助けられないよ」 「分かった」  過去の自分は消えた。
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