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「陽翔君、そろそろお風呂に入ろうか」
「え!?もしかして一緒に?」
「嫌?」
「ううん。」
「じゃ、一緒にいこうか」
「うん、一翔君」
2人は仲良く浴室へと移動した。
「わ~ぁ、これが一翔君の家のお風呂!?」
「うん。」
「結構広いんだね。」
「そんなことないよ。あ、石鹸は自由に使って大丈夫だからね。」
「うん、有難う、一翔君。ん?」
陽翔は一翔の裸をみて何かに気付いたようだった。今は聞かない方がいいよね。と思いそのままシャワーでお湯をかけ、体を洗っていった。その後、湯船に浸かり10分くらいお喋りをしてからあがっていったのであった。
「お風呂気持ちよかった~。」
「そう言えば、陽翔君途中から湯船に口元まで使ってたよね。」
「うぅ…、僕、恥ずかしいことがあると癖で口元までつかっちゃうんだよ。」
「陽翔君は体が弱いんだからそんなことしたら駄目だよ。」
「わ、わかった。」
あれ、どうして一翔君はこう言うことに詳しいんだろう……。そう言えば、一翔君のパパって確かお医者さんだった気が……。うぅん、きっときのせいだよね。陽翔は心の中でそう思っていたのであった。
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