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その妖精、家まで ついて来ることになった。
彼女いわく、妖精の姿は純枠に信じている人にしか見えないらしい。自分の姿を見付けてもらえたのは本当に久しぶりのことだから、もう少しの間 一緒にいさせてくれっていうんだ。
「ま、いいけどさ。やんなくちゃならないことあるし、あんまり構ってあげられないかもよ?」
机に向かった俺は、ノートを広げて作文の宿題に取り掛かった。
作文は結構好きだ。身のまわりの出来事や感じたことをそのまま書けば良いんだ。
だけど、俺には悩みがあった。字の書き間違いが半端なく多いってことだ。
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