第1話

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今回ぶつかったのは…和希(わき)先生だった なぜ苦手かというと… 身長が高く顔が怖いからだ でも、顔が怖くてもその表情から敵意や不快な感じはなかった 一般的に言って怖い方なのかな? と思うがみんなからしたら和希先生はイケメンらしくおまけに性格もいいので男女ともに人気がある 私の学校で男女ともに人気があるのは和希先生ぐらいだろう それに、和希先生は陸上で全国大会にいっているレベル 顔が良く、運動神経抜群、おまけに性格も良い そんな人がなぜ苦手なのだろう? 普通は好きになるはずだが… それは私に問題がある 決して和希先生は悪くない 私が黙っていると和希先生は私の顔を覗き込んでくる その目には子供みたいないたずら心があった 和希先生「おーい!無視ですか??」 私と和希先生は30㎝以上の身長の差がある なので和希先生はどうしても私を見下ろす形になってしまう そうすることで余計、私の恐怖心をあおる (あの人の・・・) 和希先生には私がこの世で一番嫌いな人の面影を感じさせる 私は何かしゃべらないとと思い声をだそうと思う でも…怖くて怖くて声がでなかった 和希先生にぶつかって15分がたとうとしていた キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン ここで運よくチャイムが鳴ってくれた 私は和希先生から逃げるようにして教室に入っていった
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