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国連事務総長は、1993年3月に安保理へ報告書を提出し、UNITAFの国連指揮下への移管、これに伴うUNOSOM Iへの強制力付与を求めた。強制力を用いて、平和創出活動を行なう構想である。これを受けて、安保理は1993年3月26日に安保理決議814を採択した。決議では国際連合憲章第7章に基づき、停戦監視や武装解除、人道支援活動の実施のみならず、ソマリアにおける警察機構をはじめとする統治機構の再建支援、再定住支援や市民社会の再構築などの実施も求めた。UNOSOM Iを拡大改編し、第二次国際連合ソマリア活動(UNOSOM II)が設立された。UNITAFの指揮も、UNOSOM II下に置かれる予定であった。
UNOSOM IIの規模は兵員約28,000名(うち後方支援要員8,000名)などであった。UNITAFは5月4日にUNOSOM II下に移管された。アメリカ軍は一部を除き、UNOSOM IIに参加しなかったが、支援協力を行なう体制にあった。
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