First contact
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森が触れたつむじが、手首が、じんと甘くうずいている。顔なんかもう、鏡を見なくても耳たぶまで真っ赤になっているのが分かるくらい。それなのに、怒った? って、 「……鈍感」 思わず机に突っ伏した。メガネが当たらないから、気兼ねなく突っ伏せる。そんなどうでも良いこと、頭の片隅でちらっと思った。 これからどんな顔して、森と接すれば良いんだろう。 火照る頬に、机の冷たさが心地よかった。
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