初めての結婚記念日 19

1/1
前へ
/137ページ
次へ

初めての結婚記念日 19

 真司が蓮の後に回り込み、蓮を包み込むように後から抱きしめると、そこにはより蓮の姿が鮮明に映し出される。 「綺麗だろ?蓮」 「ふぁ……ぁぁ……ん…」  後ろから蓮は真司に両方の乳首の先端を、触れるか触れないかの強さで撫でられ、甘い声が漏れる。 もっと強く触って…。    反応し硬くなった蓮の楔も、スーツのスラックスの中で苦しそうに膨らんでいた。  こっちも触って…。  無意識に蓮は股を開き始め、膨らんだ楔のあたりを真司に見せつける。 「蓮、窓見て…。今自分がどんな顔して俺を誘ってるか…」  言われるがまま蓮は窓を見ると、蕩けた顔も、潤んだ瞳も、もっともっとと欲しがり自ら乳首を突き出し、脚を開いた自分の姿が映っていた。 「いつも蓮はこんなにいやらしく、俺を誘ってるんだよ。可愛い乳首を摘むと…」 「ああっ……」  乳首の先から、じわじわと快感が生まれてくる。 「それから優しくキツく擦り合わせると…」 「はぁぁ……ん…、それ…だめ…」  腰の奥から震える何かが噴き出してきそうになる。それはすぐに甘い痺れとなり、楔の方へと流れていく。 「蓮は爪の先で乳輪を摘んだり離したり、先端を引っ掻くのも好きなんだろ?」 「ぁ…や、ゃっ……ああン…」  蓮はスラックスの中で蜜を流し始めた楔を、ソファーに擦り付けるように前後する。  すると、 「俺の口の中で乳首を転がされ、甘噛みされたみたいになるんだろ?」 「ーーーっ…」  乳首をピンっと弾かれ続け、後ろから首筋をねっとり舐められると、声が出ないほど感じてしまう。
/137ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1226人が本棚に入れています
本棚に追加