店員様は神様です!

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「ですが」とクソ野郎は言葉を切りジロリとおっさんを睨む。それに圧されたおっさんはたじろぎ一歩後ずさる。「あまり度を過ぎた態度をとるようなら容赦せぬぞ、人間!」 「ひ、ヒィいい!??」  地の底から響くようなクソ野郎の声におっさんは思わず悲鳴を上げる。それほどの迫力であったのだ。正直、少し離れた位置にいたあたしですらビビったくらい。 「さて、何故かつては八百万も居た神が何故その数を減らしたか、ですが………殺されたんですよ、人の手によってね」 「へっ?」 「つまり、ですね。いらない、不要な神は殺してしまえ、と言うことです。多少のリスクは伴いますが、できるんですよ人にも。神殺しが、ね」 「は、はぁ?」  おっさんが間抜けな声を漏らす。恐怖で少し呆けたようになっているな、とあたしは思った。そのおっさんにクソ野郎は顔を寄せると優しげな声でこう言った。
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