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ナースステーション
「あ〜ショックぅ」
ナースステーションの奥にある休憩スペースに、1番の若手である村上さんが入ってくる
「どうした?きょうちゃん!」
先輩看護師の藤井さん
「祥子センセイに、振られました〜」
「また〜?ご飯誘って断られたんでしょ?」
「はい、2人じゃなくて皆で行こうって言われちゃいましたぁ〜あ、今度みんなで焼肉行きましょう〜って!」
「お!いいねぇ焼肉。祥子センセイファンいっぱいいるんだから、抜け駆けはダメだよ〜きょうちゃん」
「っていうか、センセイ、誰かと2人でご飯とか食べないよね〜」
「誰かを特別扱いはしない主義なんじゃないの?そんなこと言ってたよ」
ゆきは、
その会話をドキドキしながら聞いていた
気付いてしまった恋心は封印したまま、何度か祥子センセイとご飯を食べに行ってる
そして、今日も。
そして、祥子センセイの人気の凄さに驚いていた
「なに?なんの話?」
そこへ、当の祥子センセイ現る
「きょうちゃんがセンセイに振られたってハナシ〜」
「え〜いつの間に告られたんだろ?私」
「デートの誘い、断ったじゃないですかぁ」
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