寝落ち

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寝落ち

「コーヒー、飲んで行きませんか?」 まさかのお誘いに、ちょっと舞い上がった 「お邪魔しまーす」 「あ、そこのソファで。コーヒーだけは拘ってて豆から挽くんでちょっと時間かかるんで、待っててください」 「はぁい」 へぇ〜 物が少ないわけでもないのに ゴチャゴチャしてなくて スッキリしてる ウチの部屋とはえらい違いだ なんか良い匂いするし... ソファも座り心地いいなぁ ん? んん? 「え?嘘!」 えーー!ちょっと待って 寝てた? 「あ、起きました?」 「え?なんで?」 「気持ち良さそうに寝てたから。病院から電話あったら起こそうと思ってたんですけど、、」 「今、何時?」 「23時過ぎ」 「うわマジか。ごめ〜ん、え〜コーヒーいれてくれてる間に寝たってこと?え〜何事?」 うわ、なんかめっちゃ笑ってるし 「かわいい」 「え?」 「すみません、センセイの意外な一面が見れて。あ、もう遅いので泊まって行きます?」 「え?そんな!迷惑じゃないの?」 「大丈夫ですよ、病院も近いし、楽じゃないですか?」 「ホントにいいの?じゃ、お泊りセット取ってくる」
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