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1文字違いの I LOVE YOU
ぎこちない「はじめまして」から始まって。
なにげない「おはよう」と「さよなら」を交わして。
さりげない雑談を繰り返して、1つ、また1つとキミを知った。
けれど。
季節が初夏に変わっても。
僕らの距離は、隣の席から変わらないまま。
────☆☆☆────
恋しくて恋しくてたまらない気持ちが、喉元を突き破る前に。
無意識に形作る「好き」が、唇を飛び出す前に。
僕は。
キミに、告白しようと思うんだ。
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