1 空を飛べたら
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「おばあさん?お、おばあさん」 孫娘が揺すると反応なく、息が止まっていた。ニケは綺麗な顔をしていた。 気がつくと部屋には天使はいなくなっていた。 孫娘はそっと布団をかけ直してやった。彼女が家族を呼ぼうと窓の外を見ると、いつの間にか外には白い世界だった。 静かな夜は清らかにこの世界を包んでいたのだった。 Fin
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