ドリンクバーにおける場合の数 nCr

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 部活の地区大会後の打ち上げ。  まさかの県大会へのキップを手にした私達、演劇部一同は熱に浮かれたまま、祝杯をあげることにした。  もちろん、高校生が集まって祝杯をあげられる(アルコール抜きの雰囲気だけ)場所なんてほとんどない。  そこで、大会が行われたホール近くにあるサイゼリヤに雪崩れ込んだ。 「いらっしゃいま……せ……」  総勢24名。ただし、顧問抜き。店員さんも大所帯に驚いている。 「あ、うるさくしませんのでーーー」  部長がペコリと頭を下げて、何とか入店した。  その10分後には、言葉とは裏腹に、副部長発案で、始まってしまったのだ。 「ドリンクバーで色々混ぜてみようぜ!」  なお、ドリンクバーにある飲み物の種類は  ・ソフトドリンク 14種類  ・コーヒー    4種類  ・お茶       6種類  合計24種類だ。 「1回につき、混ぜていいのは3種類までな!」  なぜか副部長は、普段の舞台監督での指揮以上にノリノリだ。 「24種類で3種類選ぶと、24C3だね」  今回の主要キャストおよび、我らが会計が挙手するので止めるかと思えば、冷静な声で組み合わせを説明し出した。 「場合の数かよ。で、何通り?」 「2024」 「日が暮れそう!」  
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