ばぁばの、ばあ

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 私は翌日、病院に行くと「喪失感から来る精神的なストレス」が原因と診断された。そして、医者が言うには、それは「光る物に映される」との事だった。  確かに思い返せばそうだ。全てがガラスの様な素材を含んでいた。  変な夢についても、それは願望の様なものではないか、との事だった。  願望というのは、キラキラと輝く物に映し出されるらしい。恐らくは鏡の様な物……。  私の中のお婆ちゃんの喪失感と、また会いたいという願望が光に映し出されているのではないか。  夢の中で最後にお婆ちゃんが襲われたのは、単に悲しみが生み出した悪い妄想……。  つまりは、気分が落ちた時に見る悪夢の様なものだと言われた。  しかし、時間療法で治すしか無いと言われたこの怪現象は、その後も私を苦しめ続けた。  医者が言う悪夢も、私の気分に関わらず、頻繁に見る様になった。
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