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クスクス思わず微笑みが口角に浮かぶ。優しい笑みが聞こえたのかメイはゆっくりと焦点を合わせるようにパチパチと瞬きをした。目の前にコウスケの溢れるような笑顔を見て瞼をぱちくりさせた。 「あれ?コウスケ…私…寝ちゃった?」 起こそうと思ったのに寝てしまったと瞳を揺らした。 「メイ…ごめんね…起きれなくて…」 「ううん…私も寝ちゃった」 2人で瞳を見つめ合うと、お互いに気まずそうにクスクスと笑いあった。 笑い過ぎて、はぁ〜と息をつくと2人の視線が絡らむ。コウスケの瞳がメイの唇へと流れた。メイはゆっくりと瞳を閉じるとコウスケの静かな甘い吐息が唇に感じた。 2人の愛がそよ風のように流れ光のように温かい愛情に包まれた。 幸せなひととき… ──おしまい──
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