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内海の遊女 風待ちの港 沖乗りの島について
どうもはじめましてこんにちは。
物語の第一章が終わりましたので、設定や元ネタをばらしていこうと思います
・この物語は江戸時代に設定していますが、詳しい年代は時代考証をしておりません。
・物語のモデルは瀬戸内海にあります大崎下島の御手洗港です。
大体の背景(神社とか船宿とか)もお手本にしています。
・沖の遊女は造語ですが、大崎上島や大崎下島などで仕事をされてました『おちょろさん』をモデルにしています。
明治以降は沖の芸者という扱いだったそうで、昭和の売春防止法まで船で男性の相手をしていたそうです。
・おちょろさん・おちょろ船の資料がほとんど近代が中心なので、この名前をださずに物語を作りました。
べっぴんさんや港の住人が遊女に優しいという設定もおちょろさんからです。自分の売値もそうですね。
・なぜこの物語を始めたかというと、前々から北前船のことについて調べていて、その中で御手洗港やおちょろ船のことを知って、島で楽しく暮らす遊女が書いてみたかった…、ということでしょうか。
(御手洗港で現存している茶屋『若胡子屋』は怪談のお歯黒事件の現場などあるのですがね)
と、まあ今回はこの辺で、次回も章が終わりましたら何か書いてみたいと思います。
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