ナツキ

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「そうか!じゃあ、気をつけて帰れよ」おじさんは俺の返事を聞いて満足したように言った。 店を後にして、何となくそのまま帰る気になれなかった俺は、明日縁日が開かれる神社に向かった。 縁日を明日に控えた神社では、既に準備のため人が集っていた。 この縁日で恒例の風鈴吊るしの準備も着々と進められているようで、至る所でリンリン音が聞こえてくる。
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