34人が本棚に入れています
本棚に追加
ユーモアと「不完全変態」
ユーモア! どうも、にわです。
なんかこいつユーモアユーモアうるせえなと。……怒ってますか?
セミが鳴いていると思ってください。ジジジジジジ。
ペコメありがとうございます! それでですね、ドキッとしたわけですよ。
そもそもユーモアとはなんぞやと。にわよ、お前何かわかって言っているのかと。はい、全然わかってません笑
言葉って非常に多様ですよね。「ユーモア」「笑い」「おかしさ」「コメディ」「面白い」などなど。
ですがね、本を読んでいたわけですよ。
↓これ
いやー、左の岩波文庫が非常に難しい。モリエールについて書いてあったので、理解はできました。作品を例にして説明している部分もありましたし。ですがね、説明はできない。うん、無理笑
右の岩波書店は非常に分かりやすくて読みやすい。なのでこちらを取り上げます。こちらには、(下記『』部分引用)
『笑いが起きる要因を「おかしさ」と呼び、おかしさを感じたときに起きる感情の反応を「笑い」と呼ぶ。
ユーモアは笑いと同じではない。喜びやうれしさが表情になって自然に表れる笑いや、失敗する人を見て起きる嘲笑はユーモアとは関係がない。常識や固定観念の枠組みから意図して脱出するのがユーモアであり、ユーモアを感じたり表現したりするセンスがユーモア感覚である。』
(『笑いのこころ ユーモアのセンス』より 著者 織田正吉 2013年4月16日発行 出版社 株式会社岩波書店)
と書いてありました。
そして私はこれを踏まえて前回こう書きました。
「おそらく「マイナス的な性格」の人物が登場した作品(中略)その滑稽さというのが「ユーモア」の大事な「核」なのでは!? と仮説を立てています。」
常識や固定観念の枠組みを脱出するための一つの素材が「マイナス的な性格」であり、その人物を意図して脱出させることがユーモアなのだと解釈。「滑稽」の意味にも「常識をはずれていておかしいさま」とありますし。
ただ「マイナスの性格」の人物って一般的にはおかしいとされてるんです。馬鹿にされて笑い者になったり、嘲笑を浴びるんですよ。
しかし、「不完全変態」では「マイナス的な性格」の主人公なのに、物語の中で誰一人として嘲笑したり否定したりしていない、さらには主人公も焦っていないという”異様な空間”を作り出しました。そしてこれが「核」です。
ちゃんと失敗だけでなく成功(採用の電話)という救いを入れたんですけど、あいつ断ってましたね笑(裏切られましたよ、まったく。これぞ笑いって感じ?)
そして、「不完全変態」って「ボケ倒し小説」だなって。「読者」というツッコミ役がいて成り立ってると思います。そして、いかにつかず離れずいい塩梅を残すかが作者のユーモア感覚かなと。
ただこれは一つの「型」なので、すべてではないのは当たり前ですし、じゃあユーモア作品を書けるかと言われれば書けません。引き出しが少なすぎる笑
それでですね、何を読めばいいのか検索しました。ポチポチっと、「小説 ユーモア」で。すると色々出てきたのでブックオフをめぐり、写真にある本を買ってきました。(一部ですww)
(見づれーよ!)ユーモアにも種類があって、「ブラックユーモア」もあるんですね。こっちの方が合いそうな気がしてます。ほら、闇9999だから。(割と気に入ってるww)
すでに、読み終えた本もありますが……。困りました。荻原浩さんの『オロロ畑でつかまえて』を読んで。
あれ? ユーモアってなんだ? って笑
勉強不足でしっくりきていないだけだと思うのですが……。
そしてコメディ作品を書いていく身として悲哀とは気になりますねぇ。悲哀、ですか……。
なんか真面目な感じになっちゃった笑
ご愛敬✨
最初のコメントを投稿しよう!