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会社立ち上げるにあたって、一応大学を卒業しようと思って、イギリスの大学を飛び級で卒業
それで12歳の時に真白コーポレーションを作ったら僅か2年で世界規模で有名になっちゃったんだ
で今は15歳
仕事中…
「那月様、ボーッとしてないで早く手を動かしてください」
「わかってるよー、朔弥」
「全く、那月様はできるのにやらないとは」
今小言を言っているのは南宮朔弥、俺の秘書だ。会社作ってから優秀なやつをパソコンで調べたら、こいつだったからそのまま秘書にしただけだ
でも早まったかなって思ってる。朔弥は主人の俺に遠慮がない。まぁ、使えるからほっといてるけど
プルルルルプルルルル
「朔弥、電話」
「はい」
「はい、真白です」
『なっちゃん、オレオレ』
「詐欺は間に合ってます」
『違うよ、もぉーお父さんだよ』
「俺にお父さんはいません」
ガチャ
「那月様」
なんだ、その呆れた目は
プルルルルプルルルル
またかよ
「はい、真白です」
『もっしー、なっちゃん酷いよー』
「なんのようだ、葉月」
『えっとー、なっちゃんの声が聞きたくなって』
「切るぞ」
『まってまって、それも本当だけど、なっちゃん高1になったよね、俺が理事長してる学園に入らないかなって』
「めんどくさ、なんで俺が」
『大学以外まともに通ってないでしょ、その大学も飛び級で卒業しちゃったし、なっちゃんの保護者としては同年代の友達を作って欲しいなぁーって思って』
「………」
『…ダメ?』
「はぁー、わかったよ行けばいいんだろ。というか4月始まってるけど、入学式はいつなの?」
『…実は、
』
「はぁーーー?もう終わってるだと?これだから葉月は」
『ごめんね、なっちゃん』
「わかった、いつ行けばいい」
『3日後』
「了解、3日後に行くから」
『うん、待ってるねぇー』
ガチャ
「というわけだから、あとはよろしくな」
「どういうわけですか、ちゃんと説明してください」
「えぇーー、面倒だな。カクカクシマウマ」
「それで伝わるわけないでしょう。で?」黒笑
「実は、葉月が理事長をしている学園に3日後に転入することになった」
「…わかりました」
「ものわかりがいいな」
「はい。決定事項でしょうし、仕事は那月様のパソコンに送らせていただきますね」
「えぇーーー」
「わかっているでしょうが、さぼらないでくださいね」
ギクッ
「…ちゃんとやるよ」
「その間が気になりますが、まぁいいでしょう」
「じゃあ、早速帰って準備するね。何か問題起きたら電話してね」
「はい、気をつけてくださいね」
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