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次はちゃんと歩いて職員室行こ
歩くこと…10分
着いた、遠いんだよ
コンコンコン
「失礼します。転入してきた東雲瑞稀ですが、担任の先生はいらっしゃいますか?」
気付いた人もいるだろう。この学園では東雲瑞稀の偽名を使うことにした。ていうか、俺どんだけ名前あるんだよ。ジルフィアス・レヴィン・リストラーヴァ、真白那月、暁月那月、神崎真那、東雲瑞稀、5個もあるじゃん
「おーい、こっちだ」
ホストみたいな見た目のやつが手をあげた
「………」
「なんだ、その目は」
ホストティーチャー略して、ホスティーは眉間にシワを寄せた
「まぁ、いい。俺は1ーS担任の結城和樹だ。よろしくな」
「よろしくお願いします。ホスティー」
「俺はホスティーじゃねーー、ちゃんと結城先生と呼べ」
「はい、ホスティー」
「だから、名前でもいいから」
「はーい、ホスティー」
「もういいや、じゃあ教室行くぞ」
なんかホスティー落ち込み始めた
「はーい、ホスティー」
あ、なんか諦められた
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