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死ぬほど恥ずかしいのに、あまりに気分が高まり過ぎて、私は……
もっと、もっとしてほしいって……そう思った。
男性との交わりは、本当に久しぶりだった。
いつ以来かなんて、全く覚えてない。
だけど言えるのは、今の絢斗は、他の誰とも比べ物にならない程、男らしくて艶っぽいということ。
この肉体に触れたら、もう2度と離れられなくなる。
私達は、ずっとずっと絡みあい何度も愛し合った。
「一花、綺麗だよ。愛してる。君を誰にも渡さないから覚悟して」
絢斗の熱い吐息。
「私も……愛してる。絢斗……もっとして……」
「ああ、ずっとこうしたかった。一花を俺だけの物にしたかった。他の男とは、絶対にするな。俺がいつでも一花を満足させてやるから。いいな?」
「絢斗……はい」
「君の身体は、こんなにも敏感なんだな……ゾクゾクする。一花の望み通りにもっと気持ちよくしてやる」
絢斗のテクニックがすごくて、身体中の全部の神経が興奮状態になっていった。
されること全てがこの世の物とは思えない程に気持ち良くて……
私は、今、絢斗に抱かれて、自分が世界中の誰よりも幸せな女であることを心から認識できた。
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