彼の生きていた証

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それからというもの、 彼から私に話しかけることが多くなっていった。 日が経つにつれて、私は彼に惹かれている、というのが分かった。 彼は優しくて、彼を見る度に暖かい気持ちになった。 私は恋に落ちた。 今まで恋なんてしなかったし、人からされることもなかったと思う。 それは、人と関わるのを辞めていたためだろう。 私達は仲良くなるのに あまり時間はかからなかった。 彼から食事を誘われることが何度かあった。 「今日さ、一緒にご飯食べない?」 「うん、食べよう」 「良かった!楽しみにしてる」 私はそう言う彼の嬉しそうな笑顔を見るのが好きだった。 「次は、私のオススメの所に食べに行こう!」 「うん、絶対だからね!」
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