1人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ
ある暑い夏の日のこと、
彼から一緒にどこか出掛けようと誘われた。
「花純、どこか一緒に出掛けない?」
「うん、いいよー」
「どこがいいかな」
「うーん、水族館はどう?」
「いいね、じゃあ、今度の日曜日は?」
「空いてるよ」
「わかった、その日で決まりだね!」
彼はとても嬉しそうだった。
あまり出掛けることがなかった私は、
久しぶりの水族館に楽しみでもあり、
ちょっと緊張するな、と思った。
最初のコメントを投稿しよう!