銀の剣を探しに

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海賊達と船の乗組員達との乱闘が起こり、 巻き込まれた乗客達は急いで下の 客室部屋まで走り出していた。 フレアス達は海賊達からの攻撃から 乗客達を守って避難させる。 ドロテーは使う魔法によっては 船に傷がつくので場所に合った魔法を唱えた。 "氷の槍,, ブリザードアイシクル 無数の氷の結晶が海賊達に飛んでいき 氷属性のダメージを与えた。 フレアスは盾で防御しながら 乗客の避難を済ませると海賊達を退治していく。 バティは乱闘で壊れた椅子やら 転がる樽などを上手く使って物理攻撃、 ついでに訓練していた 体術で敵を掴んで投げ飛ばし 副船長のようなやつは キッチリと双剣で倒しておいた。 船の乗組員達も健闘したのもあるが、 フレアス達が加勢したからか 海賊の残りは船長だけになっていた。 騎士と魔女と戦士がいれば戦況はこうも変わる。 「勝ち目はこちらにあったはずなのに…。 こ、こうなったら仕方ない、 略奪を諦めて田舎に帰るしかねぇ!」 海賊の船長はここで捕まるのを恐れたのか 自分の海賊船に戻ると逃走した。 フレアス達は海賊撃退後に 船の乗組員達や乗客達に感謝された。 「騎士殿、協力ありがとうございました。 お連れの冒険者の皆様方も大変お疲れ様でした。 おかげ様で乗客や乗組員は、全員無事です。」 もしも何も加勢がなかったら 海賊に負けていた可能性があったが 加勢した活躍により事なきを得ていた。 そのあとは何事も無く航海は進んでいく。
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