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宿屋で一泊し、朝を迎えてさらに
街で情報を集めると自分と同じように
特命を受けた騎士は他にもいるようで
それぞれ個別で西の国へ
向かっていることがわかった。
できれば騎士達と合流したかったが
連絡手段も無くどこにいるかもわからなかった。
「あ!昨日の騎士さん!」
市場で買い物をしていたら先日の
夜の酒場にいた美人(酔っ払い)に
また声をかけられた。
「私はそろそろ街を離れます。
貴女のお名前は…、失礼。
名前を尋ねる時は自分からでしたね。
私はフレアス、貴女のお名前は?」
「わたしの名前はメディア。
メディア・ファンファーナよ。
あなたはハンサムね、また困ってたら
その時は助けてあげるわね。」
「あ、ありがとうございます。
またどこかで会えるといいですね。」
彼女は戦闘が出来そうな見た目はしてなさそう
だがまた情報をくれるかもしれない。
なんとも不思議な感じがする人だった。
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