情報収集と不思議な出会い

4/14
28人が本棚に入れています
本棚に追加
/130ページ
宿屋で一泊し、朝を迎えてさらに 街で情報を集めると自分と同じように 特命を受けた騎士は他にもいるようで それぞれ個別で西の国へ 向かっていることがわかった。 できれば騎士達と合流したかったが 連絡手段も無くどこにいるかもわからなかった。 「あ!昨日の騎士さん!」 市場で買い物をしていたら先日の 夜の酒場にいた美人(酔っ払い)に また声をかけられた。 「私はそろそろ街を離れます。 貴女のお名前は…、失礼。 名前を尋ねる時は自分からでしたね。 私はフレアス、貴女のお名前は?」 「わたしの名前はメディア。 メディア・ファンファーナよ。 あなたはハンサムね、また困ってたら その時は助けてあげるわね。」 「あ、ありがとうございます。 またどこかで会えるといいですね。」 彼女は戦闘が出来そうな見た目はしてなさそう だがまた情報をくれるかもしれない。 なんとも不思議な感じがする人だった。
/130ページ

最初のコメントを投稿しよう!