2人が本棚に入れています
本棚に追加
3.4日のことだったけど、本当に濃い時間を過ごした。不思議と寂しくはなかった。心が温かく、これほど穏やかな気持ちになったのも今までなかった。普通ならまだ帰りたくないと思うけど、それはまだやり残した事がある人が思う事だ。与論島は僕の夢を全て叶えてくれた素晴らしい所だ。そんな島に一度きり何てことあるはずがない。また来るんだから寂しくないのかもしれない。ヨロンとも横浜で必ず会うんだ。僕が島にいない間の話が楽しみだ。汽笛がなる。荷物を放る。リンゴジュースを買って席に着く。窓も見ず、この旅を記録するため僕はスマホを取り出した。終
落涙海に紛れて星となる
「海ほど涙を流し、無垢な涙は星砂となる。浜に寝そべり天を仰ぎ幾度なく流るる星たちは、まるで海に落とす涙のよう。」
ヨロン、ユカ、本当にありがとう。
最初のコメントを投稿しよう!