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車に乗って星を見に行くことになった。港まで行くと一面星空で、プラネタリウムより綺麗じゃないか?と言えるくらいだった。3人で寝そべり星を見上げる。凄い状況だった。2人は「流星だ!流星だ!」と言っているが何にも見えない。わからん。目が悪いせいか鈍感なせいかわからないが、与論島が業を煮やして、天を切り裂くような大きな流星を僕の前に現した。思わず絶叫した。本当に凄かった。その後は何度も見ることが出来て良かった。なんでもない日に無限に流星が見える与論島が凄いと思った。
今日一日でやりたい事を全部やってしまったんじゃないかと言えるほど、サービス精神旺盛な与論島。むしろ明日何すんだぐらいの気持ちで家に着いた。素晴らしい時間を過ごさせてもらったがさっきの確信が再浮上した。虫は?
家に入ると障子にバッタみたいな虫がいる。ヨロンが騒ぐ。
「こいつ噛まれると痛いんだよ!最悪!」
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