1.生まれ変わっても、また君に会いたい

10/49
253人が本棚に入れています
本棚に追加
/227ページ
予約していた個室に通され、座布団の上に腰をおろしたところで、ようやくホッとひと息つくことが出来た。 先ほどの話題について、早速口を開いたのは、俺の隣に座る相澤さんだった。 「いやー、それにしても笑えた! 君嶋似の男に毎晩愛されてたって何だよ?」 楽しそうに笑われるが、こちらとしては何も面白くない。 「知りませんよっ。俺はソッチの気はないんでっ」 「えー、そうかあ? お前、全然彼女作らないから、一部ではゲイじゃないかって噂されてるぞ?」 「何ですか、その噂は! 俺は男に興味はありませんから!」 彼女がいないからってゲイにされたら敵わない。 ソッチの人を否定するわけではないが、自分がそう思われるのは心外だ。
/227ページ

最初のコメントを投稿しよう!