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気がつけば、俺は宙を浮いていた。
自分の事故現場の。
「うっわ!ぐっろ!」
非現実な光景をみて。
「足とかヤバイ方向、向いてんじゃん!内臓とか、うわ!え、あんなにたくさん。うげえきも」
こんな感想しか浮かばなくて。
まあ、自分はプカプカ浮いてるけども。
「ひえー。いやまじ、あんなん意識あったら絶望もんでしょ」
指の隙間から、自分の死体を恐々見ていると、空から荘厳な音とともに美少女が表れた。
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