プロローグ

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大人になんてなりたくない。 なんて言うと、意味深な雰囲気で悲惨な過去とかありそうだがそのままの意味だ。 大人は上司に怒られ、仕事の愚痴をビールで流し、あくせくと働いている。俺には真似できる気がしない、もっと楽に軽く生きていきたい。 そんなことを考えていたのが悪かったのか。 だが、俺だってクソみたいな学園のルールをそこそこ守り、そこそこの理不尽に耐え生きてきた。 だから、3歳児のようなアイツの言動は許せないのだ。
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