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ゴインッ!
「いてっ!」
理雄の脳天を殴る人の姿が現れた。
どこから現れたのか、その人物はゴゴゴと怒りを露にしている。
「師匠を虐めるなーーーっ!!」
そして、その怒号を辺りに響かせるのだった。
(え……ナリス?)
「ちょ、ちょっと待ってナリス! 落ち着いて!」
「これが落ち着いてなんかいられますか!
師匠を襲って良いのは私だけなんですよ!」
(そこかい!)
プゥと頬を膨らませながら言ったナリスに、チイは心の中で突っ込んだ。
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