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夫は全く削除というものをしてなくて、面白いほど外面の夫の姿を
その小さな機器スマートホンから伺い知ることができた。
実際にデートなどしている女性もいるようだ。
年齢は皆私たち夫婦よりかなり若かった。
世間では、男性というものは女は若ければ若いほどいいと聞いてはいたが
我が夫だけは違うと私は思い続けていたのだ。
笑えるぅ~何の、どんな根拠があって私はそんな世迷いごとを信じて
これたのか、本当におめでた過ぎる。なんなの、まったく。
頭はかなり混乱していて、とても動揺失くして続きは読めなかった。
めまいの後、動機までしてきて手の震えが半端なかった。
どういうわけか、読めばよむほど途中で忘れたスマホを夫が取りに
帰ってきそうな気がして、焦りながら各やり取りを読み進めた。
あぁ~とうとう、こんなものまで。OH MY GOD!
神様嘘だと言って……ウソだと。
女から下半身の裸体画像が送られてきていて、その返しだろうか
夫は自分のナニがもっこりと分かるボクサーパンツ姿のはっきりと
映った画像を相手の女に送信していたのだ。
私の怒りはMAXを迎えた。
もしも目の前に夫本人がいたなら、私は泣き叫び、どういうことだと……
私を騙してこんなことしてと……問い詰め暴れていたかもしれない。
それほど目の前の現実は、私を発狂させるのに充分だった。
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