ハヤテの背負い 【第一章 夢の続き】(七星満実さん)

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ハヤテの背負い 【第一章 夢の続き】(七星満実さん)

徐々に、このエッセイの回数が実年齢に追いついてきております、そんなプリン奉行がまたまたやって参りました。 レーズンパンは見た目で損してますが、プリン奉行は中身で損してます。…ちなみに見た目で損をした事も得をした事もありません、いちおう3枚目ぐらいだと言っておきます。 創作の傍ら、最近はYoutubeでお笑いと猫の動画ばっかり観てます。昨年のM1もリアルタイムで観ておりましたが、改めて観るとやっぱり面白い。個人的には次の決勝でも錦鯉と見取り図を観たいなーと。 …そんな事、そんな事より今回も作品をご紹介。小中高大と柔道をしていたプリン奉行にとって、これ程ワクワクする作品に出会えた事に感謝です。 ハヤテの背負い 【第一章 夢の続き】 作者:七星満実さん 現在は完結しています(続きがある模様) 概要: 父の影響で柔道を始めた沢渡颯(さわたりはやて)は、柔道への並々ならぬ情熱とともに、体格差を物ともしない強さで師範からもその将来を嘱望されていた。そんな彼が中学2年で黒帯を取得した時のこと、新しく道場にやってきた生徒に"圧倒的な敗北"を突きつけられ挫折。そして柔道から離れて行ってしまった。 月日は立ち、伊吹野学園に入学した颯はふとした偶然から"柔道部"に誘われる。"柔道は辞めた"と言いながらも日々のトレーニングを欠かさなかった颯は、突き放していた柔道への情熱に再度向き合う事となる…。 柔道をピンポイントでテーマにした小説というのは、この作者にとっては初めてです(柔道部物語とか帯をギュッとねとか、柔道を題材にした漫画は好きで読んだ事はありますが)。自作"Grano-La~花嫁は頂いた~"でも格闘シーンに柔道のエッセンスを組み込んでいる所はありますが、"柔道"という点では純度は低いです。 個人的に柔道だけの格闘シーンを書くというのは難しいという気持ちがあって、理由は単純。殴る蹴るだと分かりやすい描写で済むのですが、柔道を文字で説明するとなれば掴む、投げる、刈ると精密かつ正確な描写で表現する事が求められる"複雑な動き"のオンパレードですので。 それだけに純度100%で柔道を書くという事自体が評価すべきだという点でもありますね。
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