5890人が本棚に入れています
本棚に追加
/369ページ
「そんな、と口にする前にぼくはきみの乳房を揉む。衣類越しでもきみの乳首はびんびんだ」実際に触って確かめる広坂。「やーらしいきみ。やらしいきみは、そこをするするなぞられるだけで変な気持ちになる。――だめだめだめ、声なんか出しちゃだめだと分かっているのに、感じやすいきみは声を抑えることに必死で、周りの男なんかに目が行かない。
男たちは、みんな、きみを、見ている。
おっぱい触られただけでおびただしく濡れる――きみのことをね。
――さあ、見せんとばかりにぼくはきみのカーブに触れる」すりすりと彼女の尻を撫でる広坂の手つき。触られるだけで実際、彼女はたまらない気持ちになる。「そして――いよいよぼくはきみのスカートの下へと手を滑り込ませる。
くちゅり。
周りの男みんなが聞き入っている……ああなんてえっちなんだって。これが夏妃なんだって……欲情する、燃えるような瞳で、覗き込んでいるんだよ。
――感じる? 夏妃……。
みんな、きみのことを、見ている。いつ、おれたちを満足させるエクスタシーを表現するのか。固唾を飲んで、見守っている……」
最初のコメントを投稿しよう!