堪えくんの日常

こんな、卒業式、絶対ボイコットしてやる、嫌だ7。

堪えくんが言った。
[みんな、どうしているの?　ボイコットできなかったはずじゃ?]
妬み髭男が言った。
[実はな、あの後、校長先生がな、言ったんだ]
[たしかに、ボイコットは、できない。けれども、時間を遅らせることなら、できます！]校長先生の、神対応に、大歓声が上がる。
そして、保護者も、１年生、２年生も、一緒に来たんだ。
堪えくんが、申し訳なくて、言った。
[僕のために、卒業式を遅らせる何て...]
そして、みんなが、君が代と、桜が丘高校の校歌を歌う。
[🎼🎼🎼🎼🎼🎼🎼🎼🎼🎼🎼🎼🎼🎼🎼🎼]
そして、君が代と、桜が丘高校の校歌が終わると、校長先生が、堪えくんに、卒業証書を渡す。
続く。