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🍑2.
「今まで仕事も二足のわらじで一生懸命やって来ましたが
趣味や遊びも負けない位時間を費やし
ヤンチャなこともしてきたわけですが、60才を目前に目が
醒めまして・・・。」σ(゚ー^*)
♡覚醒したのねぇ~♡~♡~ン♡←-- ヤンチャ仲間達の
クスクス笑い
ψ(`∇´)ψ
(*`▽´*) ヒャヒャヒャ
「今後は家庭第一家族第一、そして私の最愛の妻第一を
モットーに今までの感謝と共に反省も込めて妻を大切に
していくことをここに誓います」
夫は神妙な面持ちでそれから笑顔を周りの人達に向けて
声高に再度、最愛の妻だけに心を捧げて大切にしていくことを
誓います、と言葉を結んだ。
とまれ・・
私は事情が飲み込めず、頭の中は真っ白。(*´Д`) エェーッ
けれど辛うじて周囲の人達に違和感を持たれない程度に
口角を上げ、微笑みを湛えた表情で拍手喝采を受け止めた。
(@゚ー゚@;) アホクサッ
夫が私の方を見たように視界の端で捉えたけれど
気付かぬ振りで私は息子達に視線を向けた。
長男も次男も辛うじて周囲に溶け込んだ表情を纏って
いたけれど、その目には明らかに私と同様の困惑が
浮かんでいたのを私は見逃さなかった。(。・ω・)ノ゙ジローリ
長年、最も夫を間近で見て来た者だけが持ちうる
苦悩や悲しみ裏切り、様々な感情の混じり合った
乾いた瞳・・・
6つの瞳に喜びの色はなかった。(# `)3') ナンダソレ
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