大好きなあなたへ⑺

1/1
8人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ
拝啓 やっと夏らしい天気になりました。 先日送っていただいた曲に詞をつけようとあれこれ思案していますが、まだまだできそうにありません。 しばらくお待ちくださいね。 …とは言っても。 あなたは、【ここ】に私があれこれ書いていることを知らないから、あの曲に詞をつけようとしてることも知らないことですね。 『あなたをモデルに書いてもいいですか?』 『青空の写真を表紙に使っていいですか?』 私からの報告に対してはすべて 『いいですよ』 と受け入れてくれて そして、私が【ここ】であなたのことをどんなふうに書いているか?なんてことには、一切ふれない。 あなた自身のことを特定されなければ、あなたには関係のないことですし、そんなことにはならないと私のことを信用してくれているのですね。 【ここ】は私の世界で私の自由な場所だから、『ぼくが口出しすることではありません』と、言われているようです。 そのことに、私はあなたの懐の深さ大きさを感じています。 その距離の取り方が大人ですね。 唯一! 日間2位の報告をしたとき 「ならば1位を目指してください」 と言われ、翌日運良く1位になった報告に 「1位、おめでとうございます」 との返事でした。 それだけなのに、とてもうれしかったんですよ。 私が【ここ】で書いていることは、ちゃんと認めてくれてるとわかったので。 あなたのことを自由に書ける【ここ】に、あなたはほんの1ミリも入り込まない。 だから私は自由なままでいられます。 そんなあなたに、感謝も伝えたい。 ありがとうございます。 久しぶりに晴れ渡った青空を見上げながら 福子。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!