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可愛い女の写真の部屋に入った、ほんとは可愛い子でもいんのかと思ってたんだけどな
そこにいたのは…ピエロの服を着たおっさんがいた
おっさんは振り替えって俺を見て驚いた表情をしてから近付いてきた
「あぁ邪気さんか」
ヤンキーは俺の後ろから部屋に入ってきた
それと同時におっさんが俺を指差しながら「あぁ、あー」と言ってる、何て言ってるんだ?でもさっきの無口男とは違ってなにかを言ってる気がする
「えっと、トシロウ君ですよ皆に挨拶してるんす」
ヤンキーが答えるとおっさんは「あーあー」と今度は俺を見ながら何かを言おうとしてる
「えっと、よろしく…お願いします」
「うぅ、うぅぅ!」
おっさんは跳ねながら頷いてる、たまに俺の手を触ろうとしてきてるんだが
困ってるとヤンキーが俺の手をおっさんの方に伸ばさせてきた、おっさんはその手をつかんでまた跳ねている
俺は何をして良いのか分からずヤンキーを見ると
「えっとな……邪気さんはちょっとその、言葉で表すのが苦手なんだだから…ジェスチャーとか表情でその表現するのが得意で…」
困ったような顔になっていた、髪をかきながらそっぽを向いたりしている
俺はおっさんの手を離して笑顔を向けてから部屋からでた
おっさんは出る時も手を降ったりしていた
「なんでわかるんすか?」
「長年一緒にいるからかな?誰がどんな人なのかとか…いや俺も家族みたいになるんだよ」
家族…俺の胸を強く刺した
ヤンキーの嬉しそうな照れ隠しながら言うからか?
俺にもあんなような……顔が出来るのか
俺も………
俺は次の部屋に向かった
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