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アンジェ
イラー=アルマウト・アンゲルス
『良かったのかい?あれで…』
あたしは頷く…
ヴァネッサ
「いいの、パパとママには
いなくなってほしくないから…
だから、あたしが
いなくなってあげるのよ…」
廊下の床を滑るように進む、アンジェ…
アンジェ
イラー=アルマウト・アンゲルス
『そうかい…優しいお嬢さんだ…』
ヴァネッサ
「これからどこに行こう…
どこに行けば良いかな、アンジェ…って
あれ、アンジェ…?」
辺りを見回してたら
客間から、誰か出てくる!
白き髪の執事
「…」
ヴァネッサ
「あ、あなた…もしかして…」
その執事は胸に片手を置いて
軽く会釈してくれたっ
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