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アンジェ
イラー=アルマウト・アンゲルス
『うん、出来るよ
君は賢くて良い子だからさ。
もしかして…僕を召喚する前に確認するべき
契約条件、読んでなかったりする?』
けいやくじょうけん…?
難しくて、わからなかった。
ヴァネッサ
「色々、書いてあったけど
読まなかったわ…」
アンジェ
イラー=アルマウト・アンゲルス
『そうかい、都合が良いな…』
あたしは首をかしげた。
アンジェ
イラー=アルマウト・アンゲルス
『あ、気にしないでおくれ。
では…まず、ひとつめ…
触れる生き物達、魚介類とか
鳥獣類、植物以外はぜ~んぶ死んじゃうよ。
君が触れられるのは僕だけ…』
え…
ヴァネッサ
「じゃ、じゃあ…パパとママは…?」
アンジェは黒い笑みを浮かべる…
アンジェ
イラー=アルマウト・アンゲルス
『賢い君なら、それぐらい
想像つくよね…?』
あたしはこくりと頷く…
ヴァネッサ
「うん…」
アンジェは話を続ける。
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