チーリオ~好きって言える?~

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「あっ…………えっと、その…………」 「何だよ、言えないのか? それとも、好きじゃないから言わないのか? なんか軽くショックなんだけどなぁ」 全くそうではないような言い方で理雄は言う。 「……りおりお、ちょっと」 そんな彼に、チイは真っ赤なまま手招きした。何も知らない理雄は、頭をハテナにしながら近付く。 チイはそっと前のめりになりながら彼の耳の側でボソッと。 「すっ……好き…………やで……」 そして、さっきよりも真っ赤になりながら顔を隠してそっぽを向いた。
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