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「次に読みたいファンタジー」
「次に読みたいファンタジー」は月1回開催されるファンタジー作品をメインとしたコンテストで、三村美衣氏による講評がもらえるという特典がありました。5000文字以上、連載中でもよし、となっています。
大賞は賞金が5万円、準大賞が3万円入賞が2万円、それぞれ一作品ずつですが、受賞の賞金の金額も妄想コンテストより若干多めになっていました。
ところがこの「次に読みたいファンタジー」も「神様」の回をもって終わりを告げることとなりました。
三村氏、大変お疲れ様でした。
毎月あれだけ作品を読み選評を書くのは骨が折れる作業だったと思います。
そしてその後続は、「あなたの小説が五ページ分漫画に!ファンタジーコンテスト」となっております。
応募要項につきましては「次に読みたいファンタジー」と同じですが、「2万字まで読んで審査」となっています。
賞金額は大賞が3万円、準大賞が2万円、そして入賞が1万円と、金額が引き下げられ妄想コンテストと同額となっています。
そして先日、初回のコンテストである「和装主人公」の賞典が公表されました。多くの方が気づかれたことと思います。
(このページの最後で、「和装主人公」の応募作品におけるジャンル分布を示しますので、何が多かったか、ぜひ予想されてください)
さらに、選評を見ればお分かりだと思うのですが、「あなたの小説が五ページ分漫画に!ファンタジーコンテスト」になってからは、それまで断定的だった選評の口調が丁寧語になっておます。
これらはつまりエブリスタのスタッフによるコメントであることがうかがえます。
そうなりますと、選ばれやすい作風は、エブリスタの審査員の好みのものになっているのかもしれません。
エブリスタの審査と相性が良い方は、今後ここにつぎ込んでゆくのも良いのではないかと思います。
こういった裏話については「エブリスタの秘密」でするべきことかもしれませんが、このコンテストの変遷前後で応募数に変化があったかどうかなどは大変興味深いところですので統計としてここに示します。(賞金の金額が変わったわけですから)
というわけで、本日は裏話の(というほど裏話ではありませんでしたが)おまけとして、応募総数の推移をお示ししたいと思います。
左側が直近のコンテストとなっております。左二つは8月30日の時点で結果が発表されていないものになります。
このコンテストは常に安定した応募数を維持しているようです。
文字数については5000字以上となっているため、妄想コンテストより若干敷居が高いものの、使い古し、連載中、再編作品なんでもござれなので、書く時間がなくてもストックを持ちいることのできる、常に参加のチャンスがあるコンテストです。
三村氏担当となる最後の「神様」の時だけは華々しい応募数でした。期せずして追い出しコンパの盛り上がりのようですね。
それ以外はおよそ300から400編前後の作品が応募されています。
ちなみに「ゴースト魔女ゾンビ」の回以降は作品が非公開にされたり(表紙なし)削除されたり(0文字)しても応募の痕跡は残っていたのですが、それ以前ですと痕跡すら消えてしまっているようです。
実際に、それよりも前の「ゲーム遊戯」では、現在165作品しか表示されていません。表示のためのアルゴリズムが変更されたためと思います。
では、最後に今回賞典が公開された「和装主人公」のジャンル分布を示します。
さすがファンタジーコンテストです。妄想コンテストとは全然違う分布でした。
皆様の予想はどうでしたでしょうか?
本日は以上です。
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