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わたしは腕組みをし、考えてる風に。
そして、
『…しょうがないなー。柚希さん、わたしのこと大好きだもんね。うん、一緒にいてあげよう。うん…しょうがない。』
「智さん…。」
柚希さんが、わたしの右手を握った。
『面白くはないけど…。柚希さん今日、ポニーテールにしていかなかったから、許して…あげる。』
(↑ちょっとふくれてみた)
「フフフ…ありがとう。」
いつもの笑顔に戻った柚希さん。
「ギュッてしていい?」
『うん…いいよ。』
柚希さんが、右手でわたしを引き寄せ、自分の腕の中に。
「はぁ…智さんの匂い。安心する…。」
『そうなの…?』
「うん…。智さんがいい、智さんじゃなきゃダメ。」
『柚希さん…。』
「好き、智さん。大好き。チュッ…。」
柚希さんが、頬にキス。
『おかえりなさい、柚希さん。チュッ…。』
わたしもそう言って、お返しに柚希さんの頬にキスをした。
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