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いつもの日陰スペースにレジャーシートを広げ、荷物を置く。
「ゆきちゃん、まずは流れるプールね♪」
「OK、いいよ。じゃあ、行こうか?」
「お母さんも早くー!」
『はいはい…。』
“わたしはおまけか?(笑)
二人でもよかったのでは?
…ていうか……。”
『あの…柚希さん、その……。無駄に脚長くない?』
「うん?何か言った…?」
『ううん、何でもない。』
いやいや、スタイル良過ぎだからね。
黒のワンピースの水着の上に、ラッシュとショートパンツ姿の柚希さん。
ほぼわたしと同じ格好なのに、何故にここまで違うのか??(汗)
「…さん。智さん?」
『えっ!あっ、何…?』
「どうしたの…ボーッとしちゃって?」
『うん?別に…何もないよ。大丈夫大丈夫。』
「それならいいけど…。」
「ゆきちゃん早くー!」
「はーい、悠君待ってー。」
そして、わたしから離れた柚希さんは、悠と二人、スロープから流れるプールに入っていった。
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