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「ゆきちゃんの焼そば、ちょっとちょうだい。」
「はい、どうぞ…。いっぱい食べていいよ♪」
『悠は、ポテトは…もういいの?食べられる?』
「まだ食べるー。」
プールの売店のテーブル席で、ちょっと休憩中。
買ったのは、焼そば、フランクフルト、ポテト、あとはドリンク。
『悠、ゆきちゃんにクロール教えてもらえば?』
「うん?クロール…?」
「いやいや智さん止めてよー!智さんだって泳げるの分かったし…。意地悪しないで、もう…恥ずかしいー。」
柚希さん、両手で顔をパタパタしてます。
『意地悪なんて…そんな全然。単純に、柚希さんが泳いでるとこ、見てみたかったから…。』
「ボクも見たい見たい!ゆきちゃんが泳いでるの♪」
「えーー!本当に??別に普通よ、普通。」
「でも、ゆきちゃんサッカーとか下手クソだから…。」
わたしは、思わず飲んでいたアイスティーを吹き出しそうに。(汗)
『ちょ…悠!下手クソとか言わないの、もう!』
「分かる…分かるよ。ゆきちゃん、本当に運動ダメだからね。(汗)」
『「……。」』
「よし。じゃあ、これ食べたら、25mプール行こうっか?悠君、泳いでみる?」
「えっ、いいの?泳いでみるみるー!」
「はい、決まり。智さん、そういうことで。」
『はい…。』
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