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「本当に、そんな風に…思ってくれてるの?」
信じられないといった表情の柚希さん。
『うん、思ってるよ。だから柚希さんは、わたしの自慢の彼女♪まぁ、実際に自慢は出来ないんだけどね…。わたしには、もったいないくらいの恋人です。』
「……。」
『うん?柚希さん…?』
「はぁ…もう!何でこの人は……。」
髪を耳に掛けると、額に手を充て、頬を赤くする柚希さん。
「見た目は格好良くて、言うことは可愛くて、夜はエロい恋人とか…。マジでサイコーなんですけど。」
『エロいって…///。』
『でも……。』
「でも…?」
『でも、ほんのり日焼けした綺麗なお姉さんも、いつもエロいですよ。』
「えっ!わたしが…エロい?本当に…?」
わたしの一言に、動揺する人。
『わたしを、見下ろしたり見上げたりする時の、目つきがエロい…///。』
「そっか、そう…なんだ…///。」
すると、
「じゃあさ、うっすら小麦色になった足を、堪能していい?エロい目つきと唇で…。」
『えっ…///?』
グッと距離を縮め、わたしの真横に来ると、耳元で囁きながら、わたしの足をサーッと撫でた柚希さん。
「結局、二人共エロいんでしょ?」
『フフフ…そうだね。(笑)』
「智さん、好きだよ…。」
『わたしも好き…柚希さん。』
二人笑いながら額をくっつけ合う。
そしてわたしは、ゆっくり柚希さんに押し倒された。
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