プールへ行こう

10/10
前へ
/331ページ
次へ
「本当に、そんな風に…思ってくれてるの?」 信じられないといった表情の柚希さん。 『うん、思ってるよ。だから柚希さんは、わたしの自慢の彼女♪まぁ、実際に自慢は出来ないんだけどね…。わたしには、もったいないくらいの恋人です。』 「……。」 『うん?柚希さん…?』 「はぁ…もう!何でこの人は……。」  髪を耳に掛けると、額に手を充て、頬を赤くする柚希さん。 「見た目は格好良くて、言うことは可愛くて、夜はエロい恋人とか…。マジでサイコーなんですけど。」 『エロいって…///。』 『でも……。』 「でも…?」 『でも、ほんのり日焼けした綺麗なお姉さんも、いつもエロいですよ。』 「えっ!わたしが…エロい?本当に…?」 わたしの一言に、動揺する人。 『わたしを、見下ろしたり見上げたりする時の、目つきがエロい…///。』 「そっか、そう…なんだ…///。」 すると、 「じゃあさ、うっすら小麦色になった足を、堪能していい?エロい目つきと唇で…。」 『えっ…///?』 グッと距離を縮め、わたしの真横に来ると、耳元で囁きながら、わたしの足をサーッと撫でた柚希さん。 「結局、二人共エロいんでしょ?」 『フフフ…そうだね。(笑)』 「智さん、好きだよ…。」 『わたしも好き…柚希さん。』 二人笑いながら額をくっつけ合う。 そしてわたしは、ゆっくり柚希さんに押し倒された。
/331ページ

最初のコメントを投稿しよう!

348人が本棚に入れています
本棚に追加