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ひと通り料理を食べると、今度はプレゼントタイムへ。
「ゆきちゃん、ボクからは、これ…。」
「似顔絵?ありがとう。これで2回目だよね?うわぁ、上手になってる!」
「そう…かな?何度も書き直したから…。」
はい、やはり照れ入ってます。
そういうお年頃なのね…。(笑)
『牧場でフリスビーした時の絵なんだよね?』
「うん。」
「そうなんだ…。本当に上手に描けてる。ありがとう、悠君。大切にするね。」
「うん…。」
柚希さんに頭を撫でられ、モジモジ悠さんです。
「あっ、あと、これも…。」
「えっ!これって……。」
「ボクと一緒なんだよ?ボクも小学生になるから、一緒に作ってもらったんだー。見て、ほら…。」
悠が、柚希さんの前に、両手を広げた。
「えっ、智さん…いいの?だって…」
「いいから、早くしまいなよー。お母さんに怒られるよ?大事なお家の鍵なんだから…。」
『そうそう…。早くしまわないと、あげないよ。』
「それはダメ!絶対ダメ!ありがとう…。嬉しい、凄く…。(泣)」
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