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時刻は23時半過ぎ。
22時半過ぎに、ようやく悠が寝付き、静まり返ったリビングで、二人だけの二次会中。
でも、今日もお酒はいらないと柚希さんに言われていたので、のんびりティータイムとなりました。
「今日は本当にありがとう。すっごく楽しかった。ゴハンはどれもおいしかったし、ティラミスもおいしかったでしょ♪あと、プレゼントも…。サイコーの誕生日パーティーでした。」
コーヒーの入ったマグカップをコタツに置くと、柚希さんが微笑む。
『それならよかった。ホッとしました。』
紅茶を一口。
「でも、その…本当に、よかったの?あの…合鍵?」
『あぁ…合鍵ね。うん…。ちょうどいいタイミングかな?…って。悠も、もうすぐ入学するし…。』
「智さんも殆ど使ってないから、わたしも、キーケースに入ってるだけかもしれないけど…。」
『ハハハハ…本当にね。(笑)でも、心の鍵なんでしょ?違った…?』
「違わ…ないけど…。」
『じゃあ、持ってて下さい。わたしの心の鍵…。』
「それは、はい……喜んで///。」
悠じゃないけど、照れが入ってる柚希さんが可愛い。
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